犬用「ファーミネーター」口コミや使い方を徹底レビュー|痛い?やりすぎはNG?
愛犬の抜け毛に悩んでいませんか?
換毛期になると部屋中に毛が舞い、掃除をしてもすぐに毛だらけ……。そんな飼い主さんに人気なのが、犬用ブラシ 『ファーミネーター』 です。
ファーミネーターは、通常のブラシでは取りきれない「アンダーコート(下毛)」を効率よく除去できるのが特徴。
口コミでも「ごっそり毛が取れる!」「掃除がラクになった」と高評価が多い一方で、「値段が高い」「やりすぎると皮膚を傷める」といった声もあります。
本記事では、
などを徹底レビューします。
「ファーミネーターって本当にいいの?」「うちの子に合うサイズは?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
抜け毛がごっそり取れるのでブラッシングが楽しくなるアイテムです。
ファーミネーターとは?犬用ブラシの基本情報
愛犬の抜け毛は、部屋の衛生や衣服への付着など、飼い主にとって日常的な悩みの一つ。
そんな悩みを効率的に解決するために開発されたのが、「ファーミネーター」です。
本章では、ファーミネーターの基本情報や特徴、仕組み、種類やサイズについて詳しく解説します。
ファーミネーターとは?
ファーミネーターは、ペットの被毛ケアに特化したグルーミングツールで、特に換毛期に抜けるアンダーコートの除去に優れています。
軽くブラッシングするだけで抜け毛の最大90%を取り除くことができ、室内の抜け毛を大幅に減らすことが可能です。
【特徴】
- ステンレス製の特殊刃でアンダーコートを効率的に除去
- 刃に溜まった毛はワンプッシュで簡単に取り除ける
- 他のブラシ(スリッカーブラシ・コーム)と併用することで、より効果的な被毛ケアが可能
ファーミネーターの仕組み|なぜ毛がよく取れるのか
ファーミネーターが抜け毛をよく取れる理由は、犬の被毛構造にあります。
犬の毛は以下の二層構造を持ちます。
換毛期に抜ける毛の約8割はアンダーコートです。
ファーミネーターの刃は、アンダーコートを効率的に除去するために設計されており、無理に力を加えずに毛を絡め取ることができます。
ステンレススチール製の刃がアンダーコートに届きやすく、被毛の奥深くに隠れている抜け毛や※死毛(しもう)だけを絡めてゴッソリ取り除いてくれます。
刃がちょうどいい角度に設計されているので、愛犬のデリケートな肌を傷つける心配がありません。
※死毛(しもう)
→ 毛根が傷んだり弱ったりしていずれ抜ける毛のこと
ファーミネーター種類とサイズ|長毛・短毛の違い
犬用ファーミネーターには、毛の長さや体格に合わせた種類が用意されています。
刃の種類(毛質で選ぶ)
サイズ展開(体格で選ぶ)
| サイズ | 体型 | 体重の目安 |
|---|---|---|
| XS | 超小型犬 | ~約4.5kg |
| S | 小型犬 | 約4.5~9kg |
| M | 中型犬 | 約9~23kg |
| L | 大型犬 | 約23~41kg |
愛犬の 毛の長さ+体格 に合ったファーミネーターを選ぶことで、より安全で効果的に抜け毛を取り除けます。
適切な製品を使えば、スキンケア効果も高まり、健康でツヤのある被毛の維持に役立ちます。
- 長毛種は毛が絡まりやすいため、長毛用の刃を使用
- 短毛種は皮膚に近い部分もケアできる短毛用が最適
- 犬の体型や毛質に合わせてサイズを選ぶことで、効率的かつ安全なブラッシングが可能
犬用「ファーミネーター」を実際に使ってみた感想

愛犬の被毛ケアは、健康維持はもちろん、飼い主との大切なスキンシップの時間でもあります。
ここでは、抜け毛対策ブラシ『ファーミネーター』を実際に使って感じた効果やメリットをまとめます。
抜け毛がごっそり取れてブラッシングが楽しくなる
これまで色々な犬用ブラシを試してきましたが、「思ったほど毛が取れないな…」と感じることが多くありました。
しかし『ファーミネーター』は違います。
軽くブラッシングするだけで、びっくりするほど抜け毛が取れるのです。

「カッコいいね!」「いい子だね!」と声をかけながら使うことで、愛犬とのコミュニケーションにもつながります。
お互いに楽しく続けられるのが大きな魅力です。
褒められるからブラッシングが楽しくなったよ♪
被毛や皮膚の状態が良くなる
『ファーミネーター』を定期的に使うと、こんなメリットがあります。
毛並みがサラサラになることで、見た目もスッキリ。飼い主としても「やってよかった」と満足感が得られます。
ただし、楽しくて夢中になりすぎると皮膚を刺激してしまうこともあるので注意しましょう。
余計な毛が無くなるので、触り心地が良くなります。
散歩中に毛並みを褒められることが増えた♪
シャンプー前に使うと効果アップ
『ファーミネーター』はシャンプー前のブラッシングにも大活躍します。
シャンプーがスムーズになり、すすぎ残しが減ることで皮膚トラブルの予防にもつながります。
被毛の乾きが速くなってドライヤーの時短になっている気がします。
犬用「ファーミネーター」のデメリット

『ファーミネーター』は抜け毛をしっかり取れる便利なブラシですが、メリットばかりではありません。
実際に使った飼い主さんからは、
といった声も挙がっています。
ここでは主なデメリットを解説します。
値段が高め
「ファーミネーター」は、抜け毛をごっそり取れるぶん、価格が他のブラシより高めに設定されています。
市販のブラシが数百円〜2,000円程度で買えるのに対し、ファーミネーターは定価で6,000円前後することも。
という声も少なくありません。
ぼく自身もずっと気になっていたのですが、高額なため購入をためらっていました…。
結局ペットショップ「PETEMO(旧イオンペット)」で、期間限定の処分品を**半額以下(約3,000円)**で見つけて購入しました。
アウトレットやセールを狙うとお得に手に入れられるかもしれません。
ブラッシングのやめ時がわからない
ファーミネーターは毛がごっそり取れるため、つい夢中になってしまう飼い主さんも多いです。
- 「もっと抜けそう!」とやりすぎてしまう
- 抜け毛を取る快感で止められなくなる
といったことも…。
しかし、やりすぎは逆効果です。
こうしたトラブルを防ぐためにも、時間を決めたり、「クシ通りが良くなったら終了」といったルールを作ると安心です。
骨や皮膚が薄い部分は痛い
ファーミネーターはステンレススチール製の刃が付いているため、デリケートな部位に強く当てると痛みを与えてしまうことがあります。
- 背骨や足など骨が出ている部分
- お腹やわきの下など皮膚が薄い部分
このような場所は特に注意が必要です。
対応策としては、
といった工夫をすると安心です。
お腹まわりは毛が薄くて痛いからやらなくていいよ〜
楽しいけど、ブラッシングはほどほどにね!
ファーミネーターの正規品と偽物の違い
ファーミネーターは人気の高い犬用ブラシですが、その分「偽物(模倣品)」も流通しており注意が必要です。
ここでは正規品の値段や偽物との違いについて解説します。
ファーミネーター正規品と値段
正規品ファーミネーターは「スペクトラム ブランズ ジャパン株式会社」が取り扱う商品です。
正規品の価格帯の目安は以下の通り。
| サイズ | 体型 | 価格帯(税込) |
|---|---|---|
| XS | 超小型犬 | 5,698円 |
| S | 小型犬 | 6,248円 |
| M | 中型犬 | 8,008円 |
| L | 大型犬 | 9,658円 |
Amazonや楽天などでは値段に幅があり、異常に安い場合は「並行輸入品」や「偽物」の可能性があるため要注意です。
我が家ではPETEMOの処分品を半額で購入することができました。
ファーミネーター正規品と偽物の違い|見分け方
偽物は見た目が似ていても、刃の質や使い心地が大きく異なります。
正規品と偽物の違い、見分け方は以下の通り。
| 項目 | 正規品 | 偽物 |
|---|---|---|
| 価格 | 通常価格に近い | 極端に安い |
| パッケージ | 正規品・保証書付きの表示がある | 正規品の表示がない |
| シリアルナンバー | エッジ前面にシリアルナンバーあり | 固有のシリアルコードがない |
| エッジ | エッジの間隔が均一 先端が尖っている | エッジの間隔が不揃い 先端が尖っていない |
| グリップ | 突起物の間隔が均一 | 突起物の間隔が不揃い 最後までそろっていない |
安全性を考えると、ペットショップや正規代理店での購入がもっとも安心です。
詳しく知りたい方はオフィシャルサイトを参考にしてください。
ファーミネーターの使い方・コツ
ファーミネーターは、愛犬の被毛をただ「削ぐ」道具ではなく、アンダーコート(下毛)を効率よくすき取る設計です。
使うときのポイントを押さえましょう。
基本的な使い方とコツ
ファーミネーターの基本的な使い方は以下の通りです。
- ファーミネーターを使う前に毛並みを整える
→スリッカー、ピンブラシ、コームなどで毛のもつれや毛玉を丁寧に取り除く - ファーミネーターでブラッシング
→毛の流れに沿って優しくなでるようにブラッシングする - 歯についた毛を、プッシュボタンで取り除く
→歯に溜まった抜け毛は、片手で簡単に取り除くことが出来ます。
ファーミネーターでブラッシングする前に、しっかりもつれや毛玉を取っておくことで、次のステップで毛が引っ掛かって愛犬が痛がる心配がありません。
慣れてない場合は嫌がらない場所からブラッシングしてあげましょう。
- 同じところを何度もブラッシングしてしまいがちですが、ハゲの原因になるのでやりすぎないようする
- 背骨にあたると痛いので当たらないように注意する
- 首から胸にかけてとおしり周辺はアンダーコートが多いので入念に
- 集中力や反応を見ながら何度か休憩タイムを作ってあげる
ファーミネーター毎日使っても大丈夫?頻度の目安
「毎日使ってもいいの?」と不安に思う飼い主さんは多いですが、基本的に週に1度、定期的に行いましょう。
一回当たりブラッシング時間の目安は、オフィシャルサイトで以下のように推奨されています。
| 体型 | 目安時間 |
|---|---|
| 小型犬 | 3~5分 |
| 中型犬 | 10~15分 |
| 大型犬 | 20~30分 |
被毛の量や犬種によっても違いますが、アンダーコートを取りすぎると皮膚を守る毛が減ってしまい、乾燥や炎症の原因になることがあります。
やりすぎるとどうなる?ファーミネーターやりすぎ・痛い体験談
口コミには「やりすぎて皮膚が赤くなった」「犬が嫌がるようになった」といった声もあります。
やりすぎのリスク
- 地肌に当たってしまい炎症や赤みが出る
- アンダーコートを取りすぎて皮膚バリアが弱まる
- 犬が「痛い」と感じてブラシ嫌いになる
- 毛が取れすぎてハゲてしまう
体験談(口コミ例)
- 「毎日使っていたら、背中にフケが出てしまった」
- 「気持ちよさそうにしていたのに、やりすぎたら赤くなってしまった」
- 「力を入れすぎてしまい、犬が嫌がるようになった」
ファーミネーターは短時間&適切な頻度で使えば、とても便利な抜け毛対策グッズです。
やりすぎず、愛犬の様子を見ながらケアしてあげましょう。
毛がたくさん取れるのでブラッシングが楽しくなってしまいますが、適度なところでやめるように気を付けましょう。
ファーミネーターのメンテナンス・長持ちのコツ
ファーミネーターは長く使えるアイテムですが、誤った手入れをすると刃の劣化やサビの原因になります。
ここでは水洗いの可否や刃の交換、長持ちさせるためのポイントを解説します。
ファーミネーターの水洗いはOK?
ファーミネーターの刃部分は 軽い水洗いが可能 ですが、基本は乾いた布で汚れを拭き取る程度のお手入れが理想です。
軽く水洗いしたときは風通しのよい場所で自然乾燥しましょう。
ファーミネーターの刃は交換できる?
基本的に ファーミネーターの刃は交換できません。
刃が摩耗したり、切れ味が落ちてしまった場合は、本体ごと買い替える必要があります。
正規品のファーミネーターは長持ちする設計ですが、偽物や粗悪品だとすぐに刃がダメになることも。
長く使いたいなら正規品を選ぶのが安心です。
ファーミネーターを長持ちさせる使い方
ファーミネーターをできるだけ長く使うためには、日頃の扱い方がポイントです。
- 使用後は刃に毛を溜めない
- 強い力で押し当てない(刃の摩耗を防ぐ)
- 毛が濡れた状態では使わない(サビ・劣化の原因)
- 高温多湿を避けて保管する
正しいケアをすれば、数年単位で愛用できる耐久性があります。
我が家では5年以上使用しています。
まとめ|ファーミネーターは正しく使えば強力な味方に
犬用ブラシ『ファーミネーター』は、抜け毛対策に悩む飼い主さんにとってとても頼もしいアイテムです。
実際に「毛がごっそり取れて掃除が楽になった」「ブラッシング後の手触りがサラサラ」といった高評価の口コミが多く見られました。
抜け毛対策はもちろん、愛犬とのスキンシップにも役立つ『ファーミネーター』。
正しい使い方を心がければ、あなたと愛犬の暮らしを快適にしてくれる強力な味方になってくれるはずです。
「抜け毛掃除が大変…」「もっと楽しくお手入れしたい」と思っている方は、一度試してみる価値がありますよ。








