「せっかく愛犬と散歩に行っているのに、毎回グイグイ引っ張られて大変…」そんなお悩みを抱えていませんか?
犬の散歩での引っ張り癖は、思うようにリラックスして歩けなかったり、手や腕が痛くなってしまったりと、飼い主さんにとってストレスの原因になりがちです。
そんな不安やイライラを感じている飼い主さんも多いでしょう。
しかし、実はちょっとしたコツや工夫で、愛犬の引っ張り癖は改善できるのです。
そこで本記事では、愛犬の引っ張り癖に悩んでいる飼い主さんへ向けて、素人でも簡単にチャレンジできる具体的な解決方法を5つ紹介します。
正しい方法で愛犬が自然とリードを引っ張らないようになれば、愛犬との絆も深まり、お互いにもっと楽しい時間を過ごせるようになりますよ。
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犬が散歩で引っ張る理由

愛犬が散歩の際にリードを強く引っ張ってしまうのは、多くの飼い主さんが頭を悩ませる犬の問題行動のひとつです。
理由を正しく理解し、愛犬の気持ちに寄り添うことで、より快適な散歩に繋げることができます。
主に犬が散歩中にリードを引っ張る背景には、いくつかの心理や行動パターンがあります。それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
外の匂いや景色を楽しみたい
犬は人よりもはるかに鋭い嗅覚を持っており、外の世界にはさまざまな刺激が溢れています。
外の香りや景色に強い好奇心を抱き、気になる場所へ一直線に向かおうとリードを引っ張ってしまいがちです。
この行動は犬の本能によるものですが、繰り返しのトレーニングで落ち着いて歩くことを教えることも可能です。
犬の好奇心を理解したうえで、適切に対応することが大切です。
他の犬や人と触れ合いたい
犬は社会性の高い動物であり、散歩中に出会う他の犬や人に大きな関心を示します。
元気で社交的な性格の犬は、友達や新しい人を見つけると嬉しくなり、飼い主を引っ張って目的の相手の元へ行こうとします。
このような行動は犬の社交性からくるもので、散歩中の楽しみのひとつでもありますが、犬の社会的本能を理解しつつコントロールすることが必要です。
我が家の愛犬も友達を見つけるとグイグイと向かっていきましたが、今ではコントロールできるようになりました。
引っ張れば飼い主が付いてくる
犬がリードを引っ張ることで飼い主がその方向に進んだ経験がある場合、犬は「引っ張れば飼い主が付いてくる」と学んでしまいます。
この経験が積み重なると、「散歩=引っ張る」という習慣が身についてしまいます。
これを防ぐには、散歩中のルールを一貫して守り、正しい歩き方を根気強く繰り返し教えることが大切です。
飼い主の対応次第で犬の行動は大きく変わっていきます。
危険を感じて逃げようとしている
犬は聴覚や嗅覚が非常に発達しているため、人間には分からない匂いや音に強く反応することがあります。
など、不安や恐怖を感じた際にその場から逃げ出そうとしてリードを突然引っ張ることがあります。
犬が感じている恐怖や不安を理解し、安心させてあげる配慮が求められます。
愛犬の異変にすぐ気付けるよう日ごろから注意しましょう。
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愛犬の引っ張り癖を直す方法

愛犬との散歩中、「リードを引っ張られて困る」と悩む飼い主さんは多いです。
引っ張り癖があると散歩がストレスになるだけでなく、愛犬との信頼関係にも影響が出る場合があります。
日々の散歩で正しい方法を実践することで、引っ張り癖は十分に改善できます。ここでは、具体的な方法やポイントを5つ紹介します。
リードを正しく持って使用する
リードは愛犬の命を守る大切なものですが、愛犬と飼い主を結ぶコミュニケーションツールでもあります。
リードを正しく持って使用することは、愛犬との安全な距離とコントロールを保つために重要です。
飼い主の左側を歩かせたい場合、
- 右手でリードの輪っかを持ち、左手でリードの真ん中辺りを握ります。
(リードは常に緩んだ状態が理想です) - 愛犬が自分より前を歩いて引っ張りそうになったら、クイッと左手でリードを引き上げ、「ダメだよ」ということを伝えます。
(軽くリードショックを入れます) - 犬も苦しい状態はイヤなので、リードが緩んだ状態で歩こうとします。
リードが緩んだ状態のときに「いい子だね」などと声をかけたり、ご褒美を与えて褒めることを繰り返すと、リードが緩んでいると良いことがあると愛犬が学んでくれます。
反対に、リードが張った状態は、
というように、自分の欲求を満たそうとする状態です。
飼い主のそばを歩こう、言うことを聞こうといったことは考えていません。
引っ張る愛犬を止めようとしても綱引きになってしまうだけなので、常にリードが緩んだ状態で散歩できるようにトレーニングしていきましょう。
ハーネスよりも首輪の方が指示が通りやすいです。
フレキシタイプの伸びるリードは、コミュニケーションがとりづらいのでおすすめできません。
愛犬が引っ張たら立ち止まる
散歩中に愛犬がリードを引っ張った場合、力で引き戻すのではなく、その場で立ち止まることが効果的です。
そのまま進まないことで、愛犬は「引っ張っても前に進めない」と理解し始めます。
少しでもリードが緩んだ瞬間に「そう!」や「いい子だね」と褒めてあげてから再び歩き出しましょう。
この方法を繰り返すことで、愛犬はリードが緩んだときだけ進めると学習し、自然と引っ張る行動が減っていきます。
散歩中に立ち止まったら、隣で立ち止まったり座るようになりますよ。
愛犬と反対方向に歩く
愛犬があなたより前に出て引っ張ってしまうようであれば、そのたびに180度方向転換して、来た道を引き返してみましょう。
ということを伝えることができます。
飼い主が主導権を持ち目的を持った行動を取ることで、愛犬は飼い主のリードに従うべきだと感じるようになります。
この方法を続けることで、飼い主より前に出てはいけないことを学び散歩中の落ち着きが身についていきます。
だんだんと隣を歩いてくれるようになります。
アイコンタクトをとる
引っ張り癖のある犬は飼い主への意識が薄い傾向があります。アイコンタクトをとる練習をすることで飼い主に意識を向けることができます。
- 立ち止まった時に名前を呼び、こちらを見たらおやつを与える
- 慣れてきたら歩きながら同じようにアイコンタクトを取り、ご褒美をあげる
これを繰り返すことで、他の刺激よりも飼い主を優先するようになり「飼い主の指示が一番大切だ」と理解してくれます。
信頼関係を強固にし、引っ張り癖の改善にも役立つ練習です。
散歩中はスタスタ歩く
散歩中はできるだけテンポよくスタスタと歩くことを心掛けましょう。
飼い主が前をしっかり向いて歩くことで、愛犬は自然と飼い主のスピードに合わせるようになります。
スタスタと歩くことによって、
- 匂いを嗅ぐ暇がない
- マーキングをしようと立ち止まれない
- ほかの犬に向かって吠える余裕がない
といった状態をつくることができます。
引っ張り癖を抑え、楽しく安全に散歩を続けるためには、飼い主が主導権を握ってリズムよく歩くことが大切です。
立ち止まっても振り返らずに歩き続けましょう。

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苦しそうな引っ張り癖を放置するリスク

愛犬の引っ張り癖を見過ごしてしまうと、さまざまなトラブルや事故、飼い主との信頼関係の崩壊を引き起こしかねません。
引っ張り癖を放置することによって生じる具体的なリスクについて詳しく解説します。
首や器官に負担がかかる
犬がリードを強く引っ張り続けると、首輪やハーネス部分に過度な圧力がかかり、首や気管、頸椎といったデリケートな部分を傷める恐れがあります。
首輪を使用している場合、首にかかる負担は大きく、
を引き起こすリスクも考えられます。
愛犬の健康を守るためには、引っ張り癖を放置せず、適切なトレーニングで改善することが大切です。
いつまでも健康でいられるように引っ張り癖を改善しましょう。
信頼関係が悪化する
引っ張り癖は、単に犬がリードを引っ張るだけの問題ではありません。
愛犬が散歩中に飼い主の指示を聞かず、我先に進もうとする場合、飼い主がリーダーであるという意識が犬に伝わらず、主導権を譲った形になります。
このような状況が続くと、飼い主と愛犬の間に信頼関係が築けず、
などの問題行動が増える傾向にあります。
引っ張り癖の改善は、愛犬との確かな信頼関係を築く上でも欠かせません。
トレーニングを通じて、愛犬と飼い主が互いに理解し合い、安心して散歩を楽しむ環境を整えましょう。
引っ張り癖が改善されると散歩が楽しくなりますよ。
事故に遭う可能性がある
リードを強く引っ張る犬は、散歩中に思わぬ事故につながるリスクが高まります。
たとえば、
- 犬に引っ張られた勢いで飼い主が転倒する
- リードが手から離れ、他の犬や人に噛みついてトラブルになる
- 強く引っ張った際に首輪が抜け、道路に飛び出して車と接触する
など、重大な怪我や生命の危険を招くケースもあります。
安全で楽しい散歩を守るためにも、引っ張り癖の予防と解消に努めましょう。
愛犬の命を守るためにもトレーニングをしましょう。
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愛犬の引っ張り癖を直すしつけ方法|まとめ
これらの方法を試してみると、愛犬の引っ張り癖が改善される可能性が高まります。
まずは、リードの持ち方から見直してみましょう。
もし一人での訓練が不安であれば、犬のしつけ教材『イヌバーシティ』で犬の訓練方法を勉強してみてはいかがでしょうか。
オンライン型のしつけ教材で、スマホがあれば隙間時間にどこでも訓練方法を学ぶことができます。
リーダーウォークの動画講義もあるので、愛犬とのコミュニケーションを大切にしながら、無理のない範囲で取り入れてみてください。
